アナログが好き

レトロなモノを取り上げています

Old Cameraの話 フィルムを使うカメラのすすめ その3 マニュアルなカメラ TOP5

 

今やカメラといえば、デジタルなカメラばかりです

便利なものはいいですね

 

でも、ちょっと不便なアナログな道具も味があっていいのです

 今回はフィルムを使う古いカメラのおすすめと使い方を書こうと思います

 

フィルムカメラ おすすめ Top 5

独断でTop 5を発表します

 

はじめに、フィルムカメラを選ぶ時に、どのくらい古いカメラをターゲットにするのか

それとも、便利な新しいフィルムカメラを使うのか?です

 

今は、スマホで手軽に写真撮影ができます

なんなら、4Kビデオも撮影できてしまいます

 

昔は、写真は写真機で、ビデオはビデオカメラでしか撮影できませんでした

今ではスマホ1台で済んでしまう

そんな便利な時代ですからフィルムカメラを使うなら、思いっきり不便な古いカメラをお勧めします

 

古いフィルムカメラを使うには、いくつかの儀式的な作業や使い方の理解が必要です

1.フィルムを入れる

2.フィルムを巻き上げシャッターがチャージされる

3.シャッターを押して撮影

その前に、露出を決めなければなりません

 

EEとかAEと呼ばれる機能が付いているカメラは自動で露出を調整してくれます

EEとは、electric eyeだそうです。AE、automatic exposure(自動露出)の方がわかりやすいですね

 

わりあい新しいEEカメラやAE搭載カメラは露出が自動で制御されますが、古いカメラでは自動露出が故障しているなどトラブルのポイントでもあります

それならば、自分で露出を決めてカメラをセットしてしまいましょう

自分で露出を決めて撮影する機械式のマニュアルカメラならば、ヴィンテージ感あふれるおしゃれな古いカメラも使いこなせます

 

露出計が故障していても、ものともしません

露出計不動の安価なカメラも選択肢に入ってしまいます

さらに、電池が不要というおまけがついてきます

古いカメラの電池を入手するのって難しい場合があるのです

 

そんなおすすめヴィンテージカメラ(お安め)Top5をご紹介

 

 

 

5位 Rollei 35 ローライ35

ものすごいコンパクトな135サイズフィルムを使用する機械式のマニュアルカメラです

昔々、使っていたのですが、今はもう手放してしまったので写真は楽天のショップさんから拝借しています

 

Rollei35は、いろいろなバリエーションが出ていたようですが、使いかたは変わっていないようです

私が使用していたのは初代の頃のRollei35で露出計も動いていましたが、今は、Rollei35用の電池の入手が難しいようですね

www.cameranonaniwa.co.jp

 

Rollei35の魅力はなんといってもそのコンパクトさと、こんな小さなカメラなのに、ぎゅっと詰まったメカニカルな機構です

レンズは沈胴式で撮影時は繰り出して使います

なので、撮影していない時はものすごくコンパクトなのです

 

使い方は、いろいろなブログににっていると思うので省略しますが、レンズを繰り出し、

フィルムを巻き上げ、シャッター速度と絞りを合わせ、ピントを合わせてシャッターを切ります

シャッター速度と絞りはこんなアプリで測ります

露出計 - Exposure meter

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Rollei35はレンズもいろいろなバリエーションがありますが、私が使っていたRollei35はテッサーを積んでいたと思います

カミソリテッサーと呼ばれるようにキレのあるシャープな絵でした

 

コンパクトで自由度が高く、電池がなくても動くコンパーシャッターは小気味良く、レンズシャッターなので振動も少なくスパイカメラかのように静かに使えます

 

機械式の時計にも通じるようなメカメカした機構で動作する古き良き時代のカメラです

一度は使ってみてもらいたいと思います

 

 

 

 

4位 Canon F-1 キャノン F-1

www.cameranonaniwa.co.jp

global.canon

言わずと知れたCanonさんの名機でNikonとならんで、日本のカメラが世界一と評価されるにいたる時代を作った1台だと思います

 

大昔、このカメラが現役の頃には買うことができず、憧れのカメラでした

今では、オークションなどでもそれなりの値段で入手できます

露出計まで完動するモノは、高価になるようですが、ある程度動作する個体は手頃な価格で入手できそうです

 

一時代を作った憧れのフラグシップカメラで写真を撮るのも良いものです

Canon F-1は一眼レフなので、レンズを交換できます

自分の好きなレンズで使用してみてはどうでしょう

 

Canon F-1の難点は、大きく重いってことですね

その分ずっしり重厚感があっていかにもフラグシップ機といった高級感がでています

プロカメラマンの機材としてさまざまな伝説もあるようです。調べてみてはどうでしょう

 

機械式のマニュアルカメラなので、撮影の手順は同じです

フィルムを入れて、フィルム巻き上げとシャッターチャージ、シャッター速度と絞りを露出計の値に合わせ、ピントを合わせてシャッターを切ります

 

一眼レフはファインダーの見たままにフィルムに写ります

Rollei35などはレンジファインダーカメラなので、ファインダーの見た目とフィルムに写る範囲が少しだけズレたりします

 

 

 

 

 

3位 Rollei コード などの2眼レフ

これは、ローライコード

2眼レフカメラです

 

こちらは、Mamiya マミヤ C3 

これも2眼レフカメラです

 

Rollei 社の2眼レフにはお高い高級ラインもありますが、Rollei コードや他社の2眼レフにはお手軽に入手できる価格のカメラが多数あります

 

2眼レフの魅力は、なんといってもウエストレベルでの撮影スタイルかと思います

通常カメラを構えると立ち姿勢の目線の位置にカメラを構えます

2眼レフは、腰の位置にカメラを構えて、上からファインダーを覗くのです

 

カメラが腰のラインにあって上から覗くので、ピント合わせ用のルーペが装備されています

 

2眼の上のレンズがファインダーの画像用、下のレンズが撮影用です

シャッターは下のレンズについています

 

上のレンズを通った画像はミラーで反転されてファインダーに結像するのですが、暗めなのでなかなかにして撮影は大変です

 

機械式のマニュアルカメラなので撮影の儀式は同じです

 

一般的な2眼レフは、120サイズのフィルムを使用します

このフィルムは、35ミリ版と呼ばれる135サイズより大きく、幅は6cmあります

220サイズは120サイズの2倍長いフィルムでコマ数は沢山撮影できますが、古いカメラでは対応できていないカメラもあるので、120サイズを使用するのが無難です

 

2眼レフはスクエア、正方形の撮影になります

6cmx6cmのスクエアの写真は独特で、カメラを縦にしたり横にしたりする必要がありません

 

解像度で言うと35ミリフィルムの4倍は広いのでコマーシャル撮影のプロカメラマンがポスター用に大きく仕上げる時などに使用するフィルムサイスです

 

フィルムのサイズとともに、1枚の単価も高いので、じっくり考えて、どっしり落ち着いて撮影したくなるカメラです

 

こんな、古いフィルムカメラで街中を撮影するのもオシャレさんだと思います

 

 

 

 

 

 

2位 Olympus OM-1 オリンパス OM-1

オリンパスの名機OM-1です

いまは、そこそこ動きそうな個体が、わりと安価に入手できると思います

135サイズフィルムを使います

 

定評のあるズイコーレンズ

一眼レフとは思えないくらい小さく軽量なボディー

小気味良い機械式シャッター

交換可能なフォーカシングスクリーン

 

どれをとっても、一時代を築いた名機と言って良いと思います

 

OM-1はファインダーのプリズム腐食が宿命的にあり、ファインダーが見えづらいものが多いのですが、プリズム交換をしてくれるサービスもあるので交換済みの個体を見つけると良いですね

 

比較的手頃な価格で取引されています

程度のいいズイコーレンズは少し高めです

 

このカメラもクラシックカメラの常、電池問題があります

補聴器用の空気電池が利用できるのですが、機械式マニュアルカメラなのでカメラの露出計さえ利用しなければ電池は不要です

アプリの露出計を併用しましょう

 

小型の一眼レフカメラで小気味良いスナップ撮影にどうでしょう

 

 

 

 

 

1位 Leicaなどのレンジファインダーカメラ バルナックライカタイプ

Leicaイカと呼ばれるカメラ屋さんが作ったレンジファインダーカメラにバルナックライカというカメラがあります

このカメラは、世界中にコピーしたカメラがあり、近代のカメラの元祖と言って良いカメラです

 

www.cameranonaniwa.co.jp

www.cameranonaniwa.co.jp

 

初期のお高いバルナックライカも素晴らしいのでしょうが、軽く買える値段ではありません

バルナックライカもお手頃なものはありそうですが、このカメラには世界中でコピーが作られライカコピーと言われたカメラがあります

有名なのはロシアンコピーのフェドやゾルキー、日本ではキヤノンやニッカなど、数知れないコピーがあります

 

バルナックライカの歴史は戦争の歴史でもあるようで、その辺りはこちらの記事が面白いので読んでみてはどうでしょう

sunrise-photo.net

 

バルナックライカタイプのカメラは基本的にはライカLマウントを採用し、取り付けに互換があります

ただし、合法、違法スレスレいろいろ事情があるようで、互換性を誰も保証はしてくれません

ですが、基本的には互換で使えます

Lマウントのレンズも多種多様、面白いレンズ、素晴らしいレンズ、変わり者レンズ、すごい高価なレンズからすごい安価なレンズまでいろいろあり、どんなレンズがどんな絵を見せてくれるのかも楽しめます

 

バルナックライカは、スナップショットカメラとして秀逸です

コンパクトで部品数も少ないので軽く、軽快に撮影できます

本家、LeicaやそのほかのライカLコピーも合わせて幅広く楽しめるカメラです

 

標準のレンズは50mm(5cm)です

バルナックライカ系のカメラはレンズ交換式なので、いろいろなレンズが使用できます

カメラ内に跳ね上げ式のミラーもないので、レンズの後ろが飛び出している面白レンズも使うことができます

ただし、レンジファインダーカメラのファインダー像は標準レンズの50mmに合わせています

アダプターなどで対応できるカメラもありますが、すでに100年位前のカメラなのでファイダーのオプション部品があったとしてもなかなか入手できません

また、希少なものは高価です

なのでフレーミングは大体で撮るのがおすすめです

 

 

標準のレンズは50mm(5cm)ですが、少し広角のレンズをつけて目測で大体の距離感で撮影するのも楽しいです

アプリの露出計をつかって、距離感も大体で撮影するとほぼ写ルンです感覚で撮影できます

 

バルナックライカタイプのカメラを使うときには、レンズキャップが必要です

外で持ち運んでいるときに太陽の直射日光が焦点を結ぶとシャッター幕が燃えて穴が開きます

今時のカメラはシャッターが金属だったり、ミラーがシャッターの前に存在してシャッターに直接当たらない構造だったりするのですがバルナックライカの時代はそうはいきません

意外と見落としがちなポイントなのでご注意を

 

フィルムのビンテージカメラでどんな絵が取れているのか、ドキドキしながら楽しむのがどうでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな本のご紹介

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 ライカの本

 

 

このような古いカメラは、露出の測光機能が故障している、そもそも付いていないカメラも多くあります

こんな時には、スマホのアプリで代用するのも良いでしょう

 

 

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old Coleman Lantern その1 ちょっとヴィンテージなガスランタンのすすめ

 

Old coleman の話を書き直していこうと思う

 

なぜ、ヴィンテージなコールマンランタンに惹かれるのか..

 

いろいろな理由が人それぞれにあるとは思うけど..

 

 

やはり、60年、80年前の道具が現役で使える事の素晴らしさ

100年以上経ったランタンも現役で稼働中です

 

 

いまどき、道具は使い捨て

壊れたら買い直した方がはやい、安い

 

なんでも消費して消失してしまう

そんな道具の使い方が好きではないのです

 

できれば、修理して、修理して、また修理して使ってゆきたいのです

 

もちろん、スマホなどの電子機器は古くなると性能が追い付かないので変えざるをえない、セキュリティーの問題で変えざるをえないなどなどおこります

 

最近の道具は永く使えないようにできている

それがイマイチなんだよね

仕方がない事なのだけど

 

 

 

coleman 243AとE .THOMAS & WILLIAMSのカンブリアンランタン

 

f:id:sk8002000:20210207141110j:plain

 

 243Aは、1937年〜1942年に製造されたガスランタン

ガスと言ってもLPガスではなく、白ガス-ホワイトガソリンを燃料とするランタンです

 

243系は242シリーズの弟分のランタンでたった5〜6年しか製造されていない、80年以上前に作られたランタン

 

 

 

242シリーズは兄貴分でもう少し古い時期から製造されていたランタンでcolemanで初めてのシングルマントルランタンです 

 白本より

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242系は、後に有名なThe Red 200Aに変わっていく

コールマンのシングルマントルの元祖となる中型ランタン

 

タンクは、200シリーズより少し小ぶりで、容量が小さいタンクです

このちょっと小さいタンクがとてもキュート

 

 

242シリーズには、US製/Canada製、メッキのタンク/緑のペイントタンクがありそれぞれ違う魅力がある

242は、文字なしの242、242A、242B、242Cがあり、またケロシンモデルの242Kなどがあります

また、246や247といった派生したモデルもあり、242系のモデルがいくつかあるが最近は程度の良い242系は少なくなった気がします

 

タンクは基本的にはブラスなので錆が少ないのが良いところ

 

 

モデルにより80年も前に製造は終了しているのでオークション等でしか入手できませんが、この時代のブラスタンクによくあるのが、塗装を剥がして真鍮を磨いたゴールドランタンです

ゴールドと言っても金ではないので、経年ですぐにくすみます

ブラスが経年でくすんで黒っぽくなっていく様は、味があり良い雰囲気ですが、ゴールドではなくなります

緑の塗装を剥がしたゴールドが好きかどうかはお好みですが、緑のペイントタンクも味があって良い風合いです

また、Canadaの242系にはパステルといって薄い緑の珍品があります

 

 

 

 

242系/243系の少し小さいタンクのシングルマントルランタンは、いちばんのお気に入り

無骨なフレームに似合うコーコーと燃焼音を立てて輝く姿は、まさにThe Sunshine of the Night - 真夜中の太陽にふさわしい輝きです

 

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242系の弟分が、243シリーズです

 

242の廉価版として製造されていて、当時1.5ドルくらいで売っていたみたいなのですが...

 

めちゃめちゃ安いのでは?と思いました

が、当時の物価で計算してみました

 

 

昔は1ドル=360円だったので、1.5ドルであれば540円です

 

1936年にのお金の価値はどうだったのか、こんな記事がありました

library.footballjapan.jp

記事によると、「大学卒業の初任給が40~45円の頃、1万円で神戸の六甲あたりで邸宅といえる庭のある家を一軒建てられた頃」とあります

 

 

そうすると540円は、大学卒の初任給の10〜13倍なのでなかなかの大金です

1ドル=100円程度の現在のレートだとしても150円なので、初任給3ヶ月分は高級品ですね

 

廉価版とは言っても真夜中に輝く太陽なので、なかなか高いモノだったのでしょう

 

 

 

f:id:sk8002000:20210207141110j:plain

 

243シリーズは、シルクハットと呼ばれる黒いベンチレータが特徴です

初期のベンチは青みがかった黒で後に黒になっています

 

 

初期型の243は、ストレートのマイカグローブ、243Aからはガラスの200系と同じグローブですが、シルクハットにはストレートグローブを合わせたくなります

 

 

タンクは242系と同じ大きさなので200系に比べると少し小さめのブラスの青タンクです

廉価版なので塗装が弱いのか、所々ペイントロスしている事がほとんどですが、この手のランタンのペイントロスは非常に良い味になっていてヴィンテージの良い味を醸し出します

 

 

ブラスのタンクなのでタンク自体が傷んでいる事が少ないのも良い点です

底は鉄なのでソコソコ錆びているものもあるでしょうが、何台かのランタンを見てきましたが廉価版故なのか、使用頻度が少ない使われ方をしてきたのか?タンク内は程度が良い個体が多い印象

 

 

ストレートのリプロダクションマイカグローブは何年か前までは入手できましたが、今やほとんど出回りません

 

当時ものと思われるマイカグローブは大概が破損しています

 

イカやガラスのグローブは破損してしまうので、なかなか100年保たせるのは大変ですが、この時代の本体は大事に使えば100年以上保つでしょう

 

リプロダクション品を合わせながら、大切に修理しながら末長く使っていきたいものです

 

 

 

 

 

コールマンのランタン、ストーブなどの歴史を知るには白本が最適です

良くまとまっています

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少しお高い本ですが、一度入手してみると良いでしょう

今も、入手できるようです

 

 

最近は緑本よりも白本をよく見ます

 

 

 

 

今は、200Bをベースとしたシーズンズなどが流行っていますが、200B以降はプラスチック部品が使用されているのでお勧めしません

長持ちしないのです

 

 

大雑把な目安は1970年代以前、できれば1950年代以前をおすすめします

70年以上のヴィンテージランタンは、ヤれ感も含めて雰囲気満点です

1930年代の243Aは少しヤれている趣が最強です

 

Aの無い243は少しクセがあるので上級者向き 

予備部品の入手がポイント

 

 

 

 

 

 

colemanに限らないですが、圧力をかけるプレッシャー系のランタンは、真夜中の太陽と言われるようにとても明るいランタンです

料理したり作業したりするのに有用でものすごく役に立ちます

 

が、のんびり焚き火を囲むような時間にはもう少し落ち着いた暗めのランタンも役立ちます

そんな時は炎が揺らめく、ゆらぎのランプがいいですね

 

ロウソクや、ルミエールなどはよく使います

 

別所ランプもいいですよね

 

 

 

 

 

 一度、とびきりのヴィンテージモノを使ってみてはどうでしょう

 整備されていれば、それほど難しくはありません

 

個体によって多少のクセがあるのもビンテージ物の面白いところですね

個性豊かな道具は、キャンプや人生の楽しみを増やしてくれます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Old Lamp の話 その8 別所ランプNo.400のホヤの代替 - ハリケーンランタン

 古いランプ 

 

 

Hurricane lantern

 

別所さんのランプについては 、別記事で紹介したが、#400の中型ランプのホヤ(火屋) のサイズについて書こうかと思う

 

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これこれ

WINGED WHEEL No.400

 

 

 

別所ランプは今も作られている唯一の日本製ハリケーンラン

その辺は、その6にまとめた

a88.hatenablog.jp

 

 

WINGED WHEELには#350、#400、#500、#1000....と多くのラインナップがあった

今は、#500が作られているが、それ以外のサイズは作られていない

 

なので、部品を手に入れようと思ってもなかなか大変なのだ

特にホヤが割れたときの代替品を探すのに苦労する

 

 

No.350は一番小さいランプでたま数が多いのかよくオークションでも見かけるが

No.400はなかなか見かけない

 

 

 

そこで、今も手に入るホヤ でNo.400の代替にならないか調べてみた

 

f:id:sk8002000:20210118132829j:plain

 

 

WINGED WHEEL No.400のホヤは、実測で大体以下のサイズ

a:  直径 62.5mm 

b:  直径 58.0mm

高さ:  82.5mm

 

古い製品なので物によって誤差はあるだろうが、大体このサイズだと思う

 

 

 

 

代替品 候補1

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプ 防災用 ランタン (中)

鹿番長のオイルランタン(中)のホヤ は、実測で、 

a:  直径 66.0mm 

b:  直径 58.0mm

高さ:  86.0mm

 

 高さが、3.5mm高いので付けられないことはないが少し窮屈

 下部の経は大体合っているが上部は課題

 

 

 

 

 

 

 代替品 候補2

 EPI(イーピーアイ) MBランタン・LFA-2オート スペアグローブ透明 A-6102

 EPIの小型ランタン用のグローブ

a:  直径 59.5mm 

b:  直径 66.3mm

高さ:  83.5mm

 

高さはほぼ合っている、上部も少し小さいがなんとかなると思われたが下部が大きい 

 

 

 

 

 

 

 

 代替品 候補3

 FEUERHAND(フュアーハンド) ランタン 276 ジンク

FEUERHANDの276用のグローブのサイズは、銀の船さんの記載を抜粋すると

a:  直径 65mm 

b:  直径 60mm

高さ:  86mm

 高さが大きいようだ

 

 

 

 

 

 

 

 代替品 候補4

 SM SunniMix ハリケーンランタン

中国製のお安いハリケーンランタン のホヤを実測

a:  直径 66.5mm 

b:  直径 60.0mm

高さ:  84.5mm

微妙に大きい.. 

 

 

 

 

 

このサイズのホヤは、大抵は FEUERHAND 276のホヤとほぼ同サイズになっている

元々の見本がFEUERHANDだということなのだろう

 

 

 

 

WINGED WHEEL #400には、FEUERHAND 276用は若干大きい

ホヤがないよりはマシなので、付けられないことはないと思うがもう少し他のホヤサイズも調べる必要がありそうです

 

 

 

 

 

 見つけ次第更新します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Oldな Lamp の話 その7 LEDなLampをローソクICでゆらぎLampにする - キャンドルIC工作

 

 古そうなランプ 

 

ハリケーンラン

ハリケーンランタン 

 

Hurricane lantern

 

 こんなランプ

 

 

 oldな見た目の可愛いLEDランプ

 電池で動くのでとても便利ですね:)

 

今回は、こんな可愛いランプが、アナログな炎のようにゆらいだらさぞかし雰囲気がアップするだろうなと思い工作してみました

 OldじゃないランプをOldなランプみたいにする作戦です

 

 

今までは、別所ランプのNo.400を灯していたのですが、室内では安全運転するのが若干面倒で、簡単なハリケーンランタン があると良いなと思っていました

 

 

LEDランタンをゆらぎの炎のようにゆらゆらさせる

こんなランプが炎のように揺らぐとアナログ感がアップするはず

 

 鹿番長のオイルランプ風のLEDのランプ

 

 

 

 

 

 

 

明るさはまあまあ、それほど明るくはありません

しかし、オイルランプもそれほど明るくは無いので、こんなモノです

ちょうどいい感じ

 

LEDも明るくすると燃費が悪くなるのでこのくらいで良いでしょう

 

 

 

 

 便利で可愛いのですが、点灯する光が安定してキレイなので炎っぽくはないですね

 

これが炎の様にユラユラゆらぐようにすると、グッと雰囲気が上がります

 

 

 そこで、ローソクICというものを秋月電子で見つけたので、これを利用してみることにしました

三端子LEDキャンドルIC(ローソクIC) CDT3460

akizukidenshi.com

 CDT3460-02

 

 

 回路を考えます

データシートです

https://akizukidenshi.com/download/ds/bowin/CDT3460.pdf

 

実装方法は、直接LEDを点火できる様です

f:id:sk8002000:20201227123250p:plain


 VDDに➕を入れ、LED端子からLEDの➕へ給電します

 

 いろいろな記事で紹介されていますが、このまま直接LEDを点火すると、ゆらぎというよりは点滅のようになります

一応ランダムに変化するみたいですが点滅です

幻滅です

 

 

そこで、こちらの回路を参考にさせていただきました

ecwkit.nomaki.jp

上のHPのこちらにあります

トップページ>資料室>ちょっとした回路図集>電子キャンドルICの瞬きを”マイルド”にする工夫

 直リンが禁止なので探してみてください

 

 

 

 

 

 

 

 鹿番長のオイルランプ タイプのLEDのランプは単純な構造で電池ボックスと抵抗とスイッチでON/OFFしているだけのものです。

VRもかんでいるのですがスイッチと一体化しているのでそのままにしています

 

 

CDT3460は、演算でON/OFFを繰り返すみたいですが、若干OFFが多くしつこいので、2個並列で設置しました

 

並列化するとOR回路なので、2つのリズムが加算されます

ICには個体差の誤差があるはずなので、少しズレる事を期待し、2つ足すと良い感じで揺らぐのでは?と考えました

 

エレ工房さんの回路を参考にトランジスタにより点滅の動きを滑らかにしました

 

記事訂正:2021/1/6 改良版

いろいろ試して、33kΩの抵抗は10k~15kΩ位がいい感じになることがわかりました

その為、電解コンデンサ47μFは100〜150μF位にします

少し流れる電流量を増やしたので明るさがアップします

その分点灯時間は短くなりますが、Min点灯で2〜3日くらいはもちます

Max点灯でも20時間位はいけそうです

 

コンデンサの容量で点滅の味が変わります

 

ざっくりこんな感じ(改良前)

f:id:sk8002000:20201227132253j:plain

 ※改良版ではOUTの抵抗と電解コンデンサの値は変えました....

 

 

 電池ボックスの上方に空間があるので、両面テープで貼り付けました

 

f:id:sk8002000:20201227134636j:plain

 

 

 電池Boxの➕端子から出ている抵抗の先に回路をくっつけLED+へ

LEDのマイナスからSWに伸びている線を分断しTrへ

回路のマイナスラインをSWへ

 

 

 

 こんな感じになりました

 ゆらぎ回路を入れて点灯してみた動画↓ (改良前です)


鹿番長LEDランプをゆらぎ改造


動画にすると分かりにくいですが 、いい感じで揺らいでます

 

ローソクICが5Vまでの動作なので、電池はアルカリ単3電池1.5Vを使わずに、エネループ的な充電池1.2Vを4本使用しています

 

鹿番長のこのLEDランタンは電池ボックスがキツキツなのでこんな注意書きが入っています

f:id:sk8002000:20210106114124j:plain

 

充電池は大きさが微妙に違うので、大きい電池は蓋が閉まりづらいようです

むりむり閉めれば閉まりますが....

 

例えばAmazonの充電池だと1900mAhの白は径が少し小さく普通の電池と同じくらいで2400mAhの黒は少し大きいのです

 

手持ちの電池で実測すると、

1900mAhは、直径 14.35mm

2400mAhは、直径 14.45mm

0.1mmほどの違いです

 

キツキツの電池Boxの場合、4個で0.4mmの違いでキツさ加減が変わりますが、力でねじ伏せることも可能かと

 

小さい電池であれば、鹿番長にも楽に入ります

 

 今は1900mAhはこれ。緑ですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

改造する場合は自己責任で行ってください

当然ですが、保証とかはなくなると思います

 

 

 

 

 

今回は、アップルグリーンで作ってみました

他の色もいいですね

 

 

 

 

 

 

ゆらぎ加減が予想以上に良いので、他の色も何個か作ってみようと思う...

 

 

 

炎のランタンをいくつも持っていますが、家の中で小さな子供がいたりすると火は焚きづらいのでLEDが便利です

 

 

 

 

 

 

 

 

 LED ゆらぎ 回路 自作

 ledキャンドル 揺れる 仕組み

 

 WINGED WHEEL ゆらぎ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Old Lamp の話 その6 別所なLamp - ハリケーンランプ

 古いランプ 

 

ハリケーンラン

ハリケーンランタン 

 

Hurricane lantern

 

 

少し調べてみたので、もう一度ハリケーンランプについて書こうかと思う

 

 こんなランプ

 FEUERHAND(フュアーハンド) の276というランプ 

 

 

 

 そもそも、ハリケーンランプの始まりは1860年代だそう

 

オイルを燃やすランプは、3000年前には植物から採った油を燃やすランプがあったとされ、燃える水の記載は日本書紀にもあるそうなので、油類を燃やす灯りにはかなり古い歴史がある

 

 

それから数千年あまり経って、ハリケーンランプの始祖は発明されたのだろう

 

最初のハリケーンランプはホットブラストタイプと呼ばれるランプでこんな形だったらしい

f:id:sk8002000:20201220190206j:plain

Dietz #10 モナーク

 

初期のランプは明るさでは後のコールドブラストに負けるようだが、燃費が良いなど良い所もあるので今でも少数生産されているのだろう

 

 1860年代に発明されたが欠点もあり、40年あまり経って1900年代初頭には今のコールドブラストの形に落ち着いたようだ

よく見る こんな形

 デイツ(DIETZ) #78

 

 

 1世紀以上、120年は前の話

 

 

このコールドブラストのハリケーンランプは、大ヒットであったのだろう

多くのコピーモデルがある

 

 WINGED WHEEL

 

1920年代の頃

世界は戦争の真っ只中へ向かい、軍需品としてもランプが活躍していた頃

 

大正13年 - 1924年から 別所ランプは作られたらしい

www.lanterns.jp

 

 

今も、新品がオンラインショップで売られています

www.lanterns.jp

 

5代目の別所由加さんが後を継いで一人で作っているそうです

そのため、今は5年待ちとか....

早く予約が再開されるといいですね

www.asahi.com

 

 

 

 

 

昔は、日本にもハリケーンランプを製造する会社は何社かあった様です

ここに別所のWINGED WHEELをはじめ多くのランプが紹介されています assurance-car.com

 

 

 

 

 

 

 

 

WINGED WHEELは、 生活の電化と共にいくつものメーカーが廃業し、今の日本で唯一生き残っているハリケーンLampのメーカーと言うことです

 

  

 手作りでブリキを型取りし曲げて製作するには手間がかかり、もはや日本では採算が合わずに作られないLamp

 

効率も悪く、煤も出て不便でなランプ

 

だけど、こんなランプのゆらゆら揺らぐ炎の灯が、1/fリズムを刻んで癒されるのです

 

 

 

 

 

 

 

世界の工場と言われる中国では今もまだまだ作られています

 

 

 

 

 DIETZの#78

米国のデイツも今は中国製

 

 

 

 

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) の オイルランタン (中)

 中国製で安価なランプ

 

 

 

  

 

 もっと安価な中華ランプもある様です

 2000円しないものをピックしてみました

 

 YOGOGOケロシン(灯油) ランタン

 

 

 

 

 

 

 イスイ YISHUI ランタン 中

 

 

 

 

 

 

 

SM SunniMix ハリケーンランタン 

 

 

 

 

 

 

 FLAMEER 灯油ランプ

 

 

 話の種に1台買ってもいいかなと思える値段

 

 

 

 

 

製品自体の出来は甘いモノが多いらしく、評価は様々です

入れたオイルがうっすら滲んだり漏れたりする様ですが、そもそも別所のランプでさえ昔は滲みや漏れがあったらしいので歩留まりを考慮し試験をきちっとしていなければこんなものなのでしょう

試験で不合格になりはじかれる数が多ければ多いほどコスト高になるはずなので

 

 

今の、現代の別所ランプはその辺りをきちっとテストしているらしいです

5代目別所由加さん頑張ってますね

 

 

 

 

 

たかだかブリキを曲げただけのランプですが、この炎に感動するも、出来の悪さに辟易するも自由です

 

 

 

今は価格が高騰してますが、高々数百円から数千円前後のランプ

あまり目くじら立てずに楽しむのが肝要かと

 

 

 

 

 

 

 

 鹿番長からこんなのが出てました


 

 

 

 

 

もう一つご紹介、oldな見た目の可愛いLEDランプ

電池で動くので便利ですね:)

 

 便利なのですが、点灯する光がキレイなので炎っぽくは無いですね

これを炎のようにゆらぐようにする話はまた今度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Old Cameraの話 フィルムを使うカメラのすすめ その2 露出計の話


 

今やカメラといえば、デジタルなカメラばかりです

  

便利なものはいいですね

 

 

 

でも、ちょっと不便なアナログな道具も味があっていいのです

 今回は古いカメラを使おうとすると当たる壁、露出計について書こうと思う

 

 

 

フィルムを使うカメラには、 もの凄く古いものから、比較的新しい物まで様々です

 

味のあるオールドなカメラには、そもそも露出計が最初からついていないライカみたいなカメラ

露出計が付いた、Canon F-1 やOlympus OM-1Pentax LX などのマニュアル一眼レフカメラなど様々

 

こんなのや 

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神聖ライカ帝国の秘密 王者たるカメラ100年の系譜 [ 竹田正一郎 ]
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 ライカの本

 

 こんなの

 

 

 

このような古いカメラは、露出の測光機能が故障しているカメラも多くあります

 

 

 

 

 

 

 

 

単体の露出計があれば良いのですが、なかなかお高い様子

 

 

 

 

 なかなか手が出ませんね

 

 

 

こんな時には、スマホのアプリで代用するのも良いでしょう

それほど外さないと思います

 

 

Pocket Light Meter

Pocket Light Meter

  • Nuwaste studios
  • 写真/ビデオ
  • ¥1,340

apps.apple.com

 

露出計 - Exposure meter

露出計 - Exposure meter

  • takayuki atsumi
  • 写真/ビデオ
  • 無料

apps.apple.com

 

FotometerPro

FotometerPro

  • Kit Da Studio
  • 写真/ビデオ
  • ¥120

apps.apple.com

 

 

Lumu Light Meter

Lumu Light Meter

  • Lumulabs d.o.o.
  • 写真/ビデオ
  • 無料

apps.apple.com

 

 

 

 

 

 

 

フィルムは粒状感がいいのです

引き伸ばしのサイズによっては少しザラザラに見えたりします

これが良い雰囲気を出します

 

 

 

ネガフィルムなら露出は当てずっぽうでそこそこ写るので、アプリでも全く問題になりません

リバーサルでも考えて補正するとそれなりに使えると思います

本職の方以外は、アプリで十分なのではないか...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銀塩カメラ

露出計

スポット測光

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Old Lamp の話5-最新  マイナーズランプ-E .THOMAS & WILLIAMS シリアルナンバーと年代 serial no. カンブリアンランタン

 

 

本当は、今頃はオリンピック、パラリンピックだったんですね  

たまにはコロナ以外の事も書いてみようとおもう  

  

オリンピックの聖火をギリシャから運んできたランタン 見た感じカンブリアンランタンですね  

そんなことで、E .THOMAS & WILLIAMSの記事を手直ししてみました ※少しずつ不定期で更新していきます 2021年10月追記

 

  

カンブリアンランタン

マイナーズランプ - Miners Lamp とも言う  

 

  炭鉱夫、マイナーのランプ  

 

  炭鉱の地下深い暗闇を安全に照らすために考案されたランプ  

 

命に関わる現場で活躍したランタン

a88.hatenablog.jp

     

1815年の発明らしい

 

              

E .THOMAS & WILLIAMS 社

むかしむかしからマーナーズランプを作っていたメーカーの1社

今も、昔ながらのランプを製造しているらしい

     

     

     

平成の最後に、E .THOMAS & WILLIAMSのランプの年代とシリアル番号を調べてみた

手持ちの個体とネット上にある情報を並べてみた

     

     

E .THOMAS & WILLIAMSのランプのプレート

現行モノの新しいデザインがこれ

6桁の31万番台はかなり新しい世代

現行品といったところ

丸に近いちょっと横長の円形

 

 

 

この前の世代がこれ

IMG_7126

横長の楕円

旧デザインはシリアルは記載されていないタイプが多い

 

 

さらにものすごく古いデザインのモノが何種類かあるようだ

 

 

主にシリアルの記載がある一番新しいデザインの世代から年代を並べてみる

新デザイン世代

Serial No.                             年代

6桁時代

(No.254xxx)       記載なし

(No.240xxx)                  1993年

(No.229xxx)                  1990年

(No.222xxx)                  1990年

(No.212xxx) ?                 1989年

(No.213xxx)                  1988年

(No.198xxx)                  1987年

(No.193xxx)                  1987年

(No.185xxx)                  1987年

(No.182xxx)                  1987年

(No.180xxx)                  1987年

(No.179xxx)                  1986年

(No.172xxx)                  1986年

(No.170xxx)                  1986年

(No.158xxx)                  1985年

(No.154xxx)                  1985年

(No.147xxx)                  1985年

(No.143xxx)                  1985年

(No.139xxx)                  1984

(No.125xxx)                  1984

(No.120xxx)                  1983年

(No.118xxx)                  1983年

(No.114xxx)                  1983年

(No.112xxx)                  1983年

(No.112xxx)                  1983年

(No.104xxx)                  1982年

(No.103xxx)                  1982年

(No.101xxx)                  1982年

5桁時代

(No.99xxx)                  1982年

(No.92xxx)                   1982年

(No.89xxx)                   1981年

(No.81xxx)                   1981年

(No.80xxx)                   1981年

(No.76xxx)                   1981年

(No.75xxx)                 記載なし

(No.51xxx)   (No.48xxx) (No.44xxx) (No.44xxx) (No.27xxx) (No.25xxx) (No.15xxx) (No.11xxx)              まとめて年代記載なし

4桁時代

(No.54xx)                    1971年

(No.37xx)                  記載なし

(No.29xx)                  記載なし

旧デザイン時代

No.記載なし               1969年

No.記載なし               1964年

No.記載なし               1956年

No.記載なし               1947年   No.記載なし    年代記載なし 多数  

  

 

現役当時のE .THOMAS & WILLIAMS や他のマイナーズランプには、シリアルというか当時の識別番号が刻印されている

それは炭鉱を表すマークだったり、稼働のスケジュールを示すモノの様だ  

 

それはたぶん、1910年代〜1930年代くらいのモノだろう  

 

1910年代のランプはすでに表記プレート自体が欠損しているモノも多い

 

1世紀も経つのだから仕方のないところ

 

1930年代〜40年代はわりと綺麗に残っている

 

これは、1930年代と思われる

12-IMG_1370

近年に販売されているランプは、年代刻印やシリアル刻印があったりなかったりする

1940〜1960年代くらいの間は旧デザインのプレートで年代刻印やシリアル刻印があったりなかったりする様だ

1970年前後にプレートのデザインが新しくなり現行のデザインになりシリアル番号が打たれ始めたようだ

ただ、1970年代は年代刻印があるものが少ないみたいで、シリアル刻印はあるが年代刻印がないモノが多い

 

1980年代からは年式刻印があるものが多くなるが、記載がないものもある様だ

 

 

 

まとめると

 

新デザイン 丸に近い楕円 70年代から現在

6桁時代 1983年以降 〜 現在まで

5桁時代 1970年代前半 〜 1980年代前半

4桁時代 主に1970年代頃か

 

 

旧デザイン 横長の楕円

シリアルなしが多く 1940年代〜60年代 またはその前後

 

 

 

もっと古いデザイン

1910〜1930年くらい

もしかすると1940年代もあるかも

 

 

情報が新たに見つかれば随時更新していきます

 

 

 

燃料は通常は灯油だけど、煤が少ないパラフィンオイルがおすすめ

こんな虫除け効果のあるオイルもある 




 

こんなランプをゆらゆら焚いて、のんびり過ごすのもいいね










   

 











 

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