Old Lamp の話4 マイナーズランプ-PATTERSON & Co
マイナーズランプ -Miners Lamp
炭鉱夫、マイナーのランプ
古いランプを紹介しよう
PATTERSON & Co マーナーズランプ
ニューカッスル -Newcastle on Tyne
産業革命時代は鉄鋼や造船で栄えた町らしい
もうすでに会社は無いのか、情報があまり無い
古いタイプのようなので、1900年代の早い時期、若しくは1910年か1920年代くらいではないかと思う
1世紀は経とうかという炭鉱夫のランプ
TOPはSteel製
フレームやボトムはBrass-真鍮製
Steelの部分は錆びているが、使い込まれた風合い
磨かれた鉄の重厚感がいい
高さはフックを除いて約24cm
底面の円部分の直径は9cm弱
重さは約1.5kgもあってずっしり重い
この安定感、安心感がいい、そしてこれでもかというほど無骨
ガラスのグローブは傷が多く曇っているが、まだまだ使える
フロストグローブのようだけど、炎が見えないけど、まあいいでしょう
内部にはガーゼ-鉄の網がある
この網が炭鉱での安全を守ってきた
wickは平たい芯
1/2インチ芯で丁度いい
構造はウエールズのE.THOMAS & WILLAMS製とよく似ている
Marsautタイプか?
燃料にはムラエのレインボーオイルを入れている
レインボーオイルはススが少なくいい
燃焼も安定する
真鍮のガードから芯が出るか出ないか位の状態で丁度いい
炎は写真よりもう少し小さくてもいい
100年以上前の明かりが、
昔、炭鉱の深くを照らしていたかすかな明かりが、
炭鉱夫の安全を守ってきた明かりが、今、現代の空間を照らしている
効率的ではないけど、こんなアナログな明かりがいい
マイナーズランプ
カンブリアンランタン
安全灯
ウルフ灯
デービーランプ
防爆ランプ